●PCDとは、ピッチ・サークル・ディアメータの略で、ボルト穴ピッチ円直径という意味なのですが、これはボルト穴の中心を結んで出来る円の直径をミリメートル単位で表わしたもので、国産車は通常100か114.3、4WDの場合は139.7と大体決まっています。なかにはダイハツ車の様に110を使っていたり、外車などは120(BMW).112(ベンツ)115.107.154.と、メーカーや車種によって様々です。
●また、オフセットとは、ホイールが車にくっつくところがホイー ルの中心からどのぐらいの距離なのかをミリメートル単位で表したものなんですが 、ホイールを(進行方向にむかって)真ん中から二つに割ったとして、その割ったところから 外側にホイールの接着面があればそのオフセットはプラス何mmとかになり、逆に その中心より内側にあればマイナス何mmになるんです。
●仮に6.5JJの16インチでオフセット0のホイールがあるとします。これが6.5JJで16インチなんだけどオフセットが+20のホイールをつけたとすると、オフセット0 のホイールにくらべて接着面がホイールの中心より20mm外側になるわけですから車に取り付けたときにはオフセット0のホイールに比べて全体的に20ミリ分内側にひっこむんです。逆にオフセットが−20なら接着面はホイールの中心より内側(クルマに近い方)にあるわけですからオフセット0にくらべて外に出るんです。ナカナカ言葉だけで説明するのは難しいんですが、ご理解いただけましたでしょうか?