●タイヤの位置交換(ローテーション)は、タイヤの摩耗を均等にするために行うものです。クルマは普通、ハンドルを切るため前輪の方が早く減るものですから、前輪と後輪の位置を変えてやることによって、結果的にタイヤの寿命を延ばすことが可能です。
ローテーションのやり方として一般的なのは、右前→左後・左前→右後とエックス(X)の形に移動させるやり方ですが、駆動輪に極端な偏摩耗が出る場合は、左図のようにローテーションをします。
また、ローテーションの目安ですが、大体5000〜10000kmぐらい走行した後に行うのが一般的です。ただし、タイヤの摩耗はクルマの状況や乗り方、走行コースによって変わってきます。詳しくはタイヤショップにて相談の上、行うようにした方が良いでしょう。