●右写真の様にタイヤの側面を見ると、タイヤメーカーの名前やタイヤサイズなどの他に、楕円形の刻印のような表示があって、その中にアルファベットや数字が書いてあるものがあります。
これはセリアルナンバー(製造記号)と呼ばれるもので、これを見れば、そのタイヤが何年の何月頃にどこの工場で製造されたのかが一目で分かるようになっています。とりあえず簡単なセリアルナンバーの読み方をご紹介します。
例えば、右の写真の様に、タイヤにJJA3001と書いてあった場合、1,2桁めが作られた年を表わしており、3,4桁めが1月から数えて何週目かを表わしています。アルファベット3文字はそのタイヤが作られた工場を表わしています。
つまり、このタイヤは(20)01年の1月から数えて第30週目(だいたい6月初旬)に作られたタイヤだ、ということです。 ちなみに西暦2000年以前に製造されたタイヤのセリアルナンバーは、数字の部分が3桁になっています。この場合、1桁目が製造年を表わしたものであり、2、3桁目が1月から数えて何週目かを表わしています。
(尚、工場の記号の読み方はメーカーによってバラバラなので省略させて頂きます。)