●この裁判にまで発展してしまった問題の原因は、このファイアストンのタイヤを装着していたフォード社のエクスプローラーという4WD車が転倒事故を起こしたのは、タイヤが原因だと主張したことが発端でした。
ですが、実際に色々調べて行くうちに、砂地を走行するため適正空気圧より低い空気圧で使用していたということや、同車種で違うメーカーのタイヤを装着していた車輌も同様の事故暦があったという事実が判明し、ファイアストン社も徹底抗戦に出たことから、100年近く続いていた両社の良好な関係も遂に断絶という事態にまでなってしまいました。
この裁判の判決がでるのはまだ暫く先の事ですが、アメリカで日本企業が訴えられると大体負けてしまっているのが気になるところでもあります。